★鍵のかけ忘れが不安で仕方がない!何度も確認しないと気が済まない!それは強迫性障害かも!?


鍵を閉めたかどうか、鍵をかけ忘れていないか不安になって何度も確認したりしていませんか?

何度か確認することは、必要でもあり、誰でもあるでしょう。

しかし、何回も確認してもまだ不安で、何度も何度も確認して出発が遅れたり・・・などしていませんか?

こういった鍵をかけ忘れていないかなどと不安になり確認を何度もすることは強迫性障害なのかもしれません。

この強迫性障害とは一体なんでしょうか?

強迫性障害の対策や治し方などはどうしたらよいのでしょうか?

そんな気になる鍵のかけ忘れていないか不安で確認しないと気がすまないのは強迫性障害なのかついてクローズアップ!

今回は『鍵のかけ忘れが不安で仕方がない!何度も確認しないと気が済まない!それは強迫性障害かも!?』についてご紹介します。

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強迫性障害とは?

  • 「不安」や「こだわり」によって日常に支障が出る病気

    「ドアに鍵をかけたかどうか」「鍋を火にかけたままかも」と、不安になって家に戻ったという経験は多くの人がしていることでしょう。

    その不安やこだわりが度を超しているなと感じることはありませんか?

    戸締まりや火の元を何度も何度もしつこく確認しても安心できなかったりしている場合は「強迫性障害」かもしれません。

    強迫性障害は不安障害の一種で、たとえば「手が細菌で汚染された」という強い不安にかきたてられて何時間も手を洗い続けたり、肌荒れするほどアルコール消毒をくりかえすなど、明らかに「やりすぎ」な行為を行います。

    世界保健機関(World Health Organization:WHO)の報告では、生活上の機能障害をひきおこす10大疾患のひとつにあげられています。

  • 病気だと気づかない場合が多い

    国内では、どのくらいの割合で強迫性障害患者さんがいるのか、完全には明らかになっていません。

    欧米では、精神科外来に通う患者さんのうち9%が強迫性障害であるというデータがありますが、日本の精神科外来では多くても4%前後の報告があるに過ぎません。

    ただし、強迫性障害になっている人が少ないという意味ではなく、障害を性格の問題だととらえて受診せずにいる人や、精神科を受診することにためらいがあって、日常の不便を我慢している人がいるのではないかと考えられています。

    欧米ではまた、全人口のうち強迫性障害にかかっている人は1、2%、50~100人に一人の割合といわれており、日本でも同じくらいの割合になるとも考えられています。

  • 治療すれば治すことが可能

    強迫性障害は、性格、生育歴、ストレスや感染症など、多様な要因が関係していると考えられていますが、なぜ強迫性障害になるのか、原因はわかっていません。

    しかし、なぜ症状が続くのか、なにが影響して症状が悪化するか、などは解明が進んでいる部分もあり、積極的に治療に取り組むことで、治ることも可能な病気となっています。

強迫性障害の症状は?

強迫性障害の症状は、「強迫症状」と呼ばれ、次の2つがあります。

  • 強迫観念

    不適切な考えが繰り返し頭に思い浮かび、ふり払おうとしても頭にこびりついてしまい、強い苦痛や不安をもたらします。

  • 強迫行為

    強迫観念の衝動に従って、何度洗っても汚れが残っているような気がして、延々と洗い続けてしまう、鍵がちゃんとかかっているのか何度も何度も確認してしまうような繰り返しがみられます。

    ほかにも他人からは目に見える行為ではありませんが、頭のなかで祈ったり、数をかぞえたり、何かを唱えるといった行為などもあります。

    強迫行為は強迫観念に反応して行われ、行っているうちに自分自身で考えたルールができてしまい、今度はそのルールにとらわれるようになり、これらの行為をしないと、何か悪いことが起こるような衝動に駆りたてられてしまいます。

    つまり、本人もおかしなことだとある程度自覚していますが、繰り返し生じる強迫観念から逃れられず、それに反応した強迫行為もやめることができなくなっていく悪循環に陥ってしまいます。

    そうなると心身ともに疲れてしまい、どんなに繰り返し強迫行為を行っても、不安や不快感を消し去ることができないので、辛いものです。

    私たちは、それぞれ多かれ少なかれこだわりをもっており、なかには、「私はほかの人に比べて神経質すぎるのではないか」「心配症すぎるかも」と自分のこだわりの強さに疑問を感じている人もいるかもしれません。

    しかし、強迫性障害はそのような性格が単に過剰になったものではないので、強迫性障害かもしれないと思った場合、ぜひ一度、専門医に相談されることをおすすめします。

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代表的な強迫観念と強迫行為

  • 不潔恐怖と洗浄

    汚れや細菌汚染の恐怖から過剰に手洗い、入浴、洗濯をくりかえすドアノブや手すりなど不潔だと感じるものを恐れて、さわれない状態になってしまいます。

    外出の準備に何時間もかかったり、帰宅後、洗浄する行為が非常に大変なので、外へ出かけることがつらくなり、引きこもりになってしまう場合もあります。

  • 加害恐怖

    ちょっとした不注意から、自分に危害が及ぶことを心配する人もいれば、他人に悪いことが起きてしまう(加害不安)という強迫観念をもつ状態です。

    誰かに危害を加えたかもしれないという不安がこころを離れず、新聞やテレビに事件・事故として出ていないか確認したり、警察や周囲の人に確認してしまいます。

    暴力的な衝動があって困るのではなく、そのようなことがもしも起きてしまったら、という不安から過剰に警戒してしまうのです。

  • 確認行為

    戸締まり、ガス栓、電気器具のスイッチを何度も確認する、じっと見張る、指差し確認する、手でさわって確認するなど過剰に確認する状態です。

  • 儀式行為

    自分の決めた手順でものごとを行なわないと、恐ろしいことが起きるという不安から、どんなときも同じ方法で仕事や家事をしなくてはならない状態です。

  • 数字へのこだわり

    不吉な数字・幸運な数字に、縁起をかつぐというレベルを超えてこだわる状態です。

    4や9など、特定の数字を不吉だと感じ、どのような場面でもその数字を回避しようとしたり、数字に限らず、以前事故があった場所などに対し、過剰に縁起を意識するあまり、その道を通ることができなくなるなど日常生活に支障をきたすこともあります。

  • 回避

    強迫観念をもたらすものや場面を避けるようになる状態です。

    不潔に感じるものに触らないようにしたり、不潔と思われる場所に近づかないようにしたりといった行為などの他、包丁やナイフなどの刃物に強迫観念が起こる人では、その不安から逃れるために刃物を避けるようになります。

  • 物の配置、対称性などへのこだわり

    物の配置に一定のこだわりがあり、必ずそうなっていないと不安になる状態です。

    ものの配置が必ず左右対称でないといけない、まっすぐに並んでいなくてはいけないととらわれてしまうもので、たいして意味のないものにまで、厳密にそのルールを当てはめようとし、ルール通りにいかないと落ち着かず不安になってしまいます。

強迫性障害の診断

強迫性障害の患者さんは、自分の強迫症状を不合理なものだと自覚している、または、人に知られるのが恥ずかしい、話しても理解してもらえないと思っている人が多いので、症状を隠そうとする傾向があるため、受診の機会を逃してしまうこともあります。

発症年齢は平均して20歳前後ですが、初めて精神科の病院・クリニックにかかった年齢の平均は、30歳前後というデータがあります。

強迫性障害の診断をするとき、医師は次のような質問をされ、あなたの現在の状態に当てはまる項目があれば、専門医に相談することをおすすめします。

・何度も手洗いや掃除をしますか?

・何度も確認しますか?

・追い払いたいのに追い払えなくて悩まされ続けている考えはありますか?

・毎日の活動をやり終えるのに時間がかかりますか?

・順序正しいことや左右対称にとらわれていますか?

強迫性障害の原因は?

強迫性障害の原因については、まだ正確にはわかっていません。

しかし、最近の研究から、強迫性障害は、脳内の神経伝達物質の一つであるセロトニンの代謝に関係があるということがわかってたそうです。

脳のなかでは、多くの神経細胞が接続しながら情報を伝達していて、その接続部分をシナプスといい、そこにはわずかな隙間があります。

そこで情報を伝達する物質が神経伝達物質であり、その一つがセロトニンです。

シナプスには、神経細胞から放出され自由に活動できるフリーセロトニンが存在しますが、強迫性障害の患者さんはこのフリーセロトニンの量が少ないのではないかと考えられています。

強迫性障害に有効な薬に選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)があります。

この薬はセロトニンだけに作用し、脳内で神経伝達に使われるセロトニンが減らないようにすると考えられています。つ

まり、セロトニンだけに作用する薬が強迫性障害に対して効果があるというところから、脳内のセロトニンの働きが悪いのが、強迫性障害の原因ではないかと考えられています。

まとめ

今回は、鍵のかけ忘れていないか不安で確認しないと気がすまないのは強迫性障害なのかついてご紹介しました。

強迫性障害かもしれないという方、強迫性障害の治療はちゃんとありますので、まずは専門医に相談してみましょう。

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