足首の痛みの原因とは?アキレス腱が痛いときは要注意!


アキレス腱についてどのくらい知っていますか?
皆さんはアキレス腱と聞いてどんな想像をするでしょう?
おそらくギリシャ神話に登場するアキレウスの伝説と、その伝説がアキレス腱という名前の由来となった事や、伝説がもとで弱点の事をアキレス腱とも言う様になった事もあるかと思います。

それではアキレス腱とはどの様なものなのでしょうか?
アキレス腱はふくらはぎと踵を結ぶ腱で、長さは約15㎝と体の中で一番強くて大きい腱となります。
長さが15㎝?足首にあるのに?と思うかも知れません。
実ははふくらはぎの真ん中辺りから足首にかけての部分がアキレス腱だったのです!ご存知でしたか?

普段あまり気にする事はない足首とアキレス腱ですが、アキレス腱が無いと歩く事どころか立っている事も出来ないほど、私たちの体を動かすためには非常に重要な役割を果たしています。

皆さんは歩き初めや朝起きてしばらくの間、足首の後ろに痛みを感じた事はありませんか?
「何が原因だろう?」と思いながら、暫くすると消える痛みなので「大した原因ではないだろう」とあまり気にしていないかも知れません。
しかしこの様な足首の痛みが出た時には、アキレス腱に痛みの原因があるかも知れません。
そしてアキレス腱に原因があった場合には、早目の対処が必要となります。

そこで今回は『足首の痛みの原因とは?アキレス腱が原因のときは要注意!』について紹介します。

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アキレス腱の痛みにはどんなものがあるの?

ふくらはぎから足首の後ろ側にかけてハリや痛みがある場合で、ハリや痛みの原因がアキレス腱にある場合には、症状としてはアキレス腱自体に問題がある場合とアキレス腱を補助する組織に問題がある場合の二つに大きく分ける事ができます。
具体的にどの様な病名になるかというと、
アキレス腱自体が問題の場合には、
アキレス腱炎
アキレス腱自体の「微細な断裂や腱の組織が変性」する事で炎症がおこる
アキレス腱付着部炎
何らかの理由でアキレス腱が傷つき、アキレス腱を覆う「腱膜」に炎症がおこる
アキレス腱を補助する組織が問題の場合には、
アキレス腱滑液胞炎
アキレス腱の下側(踵側の部分)の踵にくっついている部分に、引き剥す方向の力が掛かる事で炎症がおこる
アキレス腱周囲炎
アキレス腱の下側の踵にあたる部分は、骨や皮でアキレス腱が擦れない様にするために「踵骨後部滑液包(ショウコツコウブカツエキホウ)と皮下滑液包(ヒカカツエキホウ)」という2つの滑液包(滑液という液体の入った袋)があり、そこに炎症がおこる

最近ではアキレス腱自体が「傷ついたり傷んだり」はするものの、炎症を起こす事はないと言う見解があり、実際の痛みもアキレス腱から出るのではなく「アキレス腱周りの組織の炎症」からくる痛みであると言われ、アキレス腱炎はアキレス腱症と呼ぶのがふさわしいのではないかとされています。

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アキレス腱が傷む原因は?

アキレス腱におこる炎症の多くは、アキレス腱自体やアキレス腱を補助する組織に負担がかかる事で起こります。
運動などによりアキレス腱に負担がかかるケースは、
使い過ぎ(オーバーユース)
運動に限らず歩いているだけでも負担はかかります。
足の形
足の構造上、誰でも走る時には踵が内側に倒れてくる状態になり(この動きを「回内(かいない)」と言います。) 、この回内の動きが大きい人は負担がかかりやすくなります。
筋肉の硬化
アキレス腱はふくらはぎの筋肉と繋がっているので、ふくらはぎの筋肉が固くなると収縮にアキレス腱を頼る事になり、負担が大きくなります。
運動時の床面の堅さ
堅過ぎると衝撃を吸収するために、また柔らか過ぎると回内が大きくなるのを防ぐために、負担が増えます。
・ シューズ(靴)が合っていない、またはクッション性が高過ぎたり低過ぎたりすると「運動時の床面の堅さ」と同じ様な負担がかかります。
スポーツシューズはスポーツに応じて様々ありますが、ビジネス用シューズなどは注意してください。またシューズサイズが大き過ぎたりすると安定性にかけるので回内と同じ様な負担がかかります。

また、足首やアキレス腱は加齢や運動不足により硬くなり、硬くなる事で「引っ張り」に対する耐性が低くなってしまい、今まで問題なかった程度の運動でも傷んでしまう事があります。
また加齢や運動不足だけでなく、猫背などから上半身が前傾気味になると、体重を支えようと足首に余分な負担がかかり、アキレス腱が固くなる事があるとも言われています。

アキレス腱が固くなると過度な負担による炎症を起こり易くするだけでなく、腰痛を起こす危険性が増す事があります。
これはカラダをかがめる時に足首やアキレス腱が固いと、余計に上半身を曲げる事が必要となり、腰への負担が増えるためです。
他にも肩こりや頭痛、足のむくみや骨盤の歪みなど色々な所に影響が出る様です。

アキレス腱や足首のチェックをしましょう!

アキレス腱や足首が固くなっていると、アキレス腱や足首が痛くなるリスクが高くなります。
アキレス腱や足首が固くなっていないかアキレス腱の健康状態を確認するには、「踵にお尻をつけた状態でしゃがむ」という方法でチェック出来ます。
チョッと心配という方はこの様にしゃがむ事が出来るか確認してみてください。
しゃがむ事が出来ない人は、アキレス腱や足首が固くなっている場合があるので気をつけてください。

またアキレス腱には「理想の太さ」があり、その太さはアキレス腱の下側の一番細い場所をつまんだ時、1㎝前後ある事が理想とされています。この太さが2㎝以上あると、アキレス腱に何かしらの異常があるという事になります。
あなたのアキレス腱の太さはどの位ですか?

アキレス腱はあまり血管が通っていない組織なので、1度損傷すると治癒に時間が掛かってしまいます。
また治癒期間は、出来れば歩く事や運動を控える必要があるため、かなり生活に支障をきたす事になります。
「足首の痛み」と侮らず、早目に対処する様にしてください。

以上です。
アキレス腱を損傷しないために、運動前にはストレッチを十分に行い、必ずアキレス腱を伸ばしてください

まとめ

治療に時間が掛かったり運動に制限が出たりする、アキレス腱や足首の痛みは早目の対処が必要です。

また、足首やアキレス腱の痛みには、痛風などその他の病気の場合もありますので注意してください。

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